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ASGKからのお知らせ |
2011年01月01日 |
ASGK 日本遊戯銃協同組合 |
理事長 本郷 能久
有限会社アップル代表取締役 |
年頭所感 |
新年明けましておめでとうございます。
平成23年の新春を全国のエアソフトガン・モデルガンのファンの皆様方とともに迎えるにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。旧年中は、ASGKに加盟するメーカー各社に格別なるご愛顧を賜り、まことにありがたく、心より厚く御礼申し上げます。
さて、当組合は前身である「日本モデルガン製造協同組合」および「エアソフトガン協議会」の歴史を含めますと、創立36周年を数えることになります。これも偏に、長年にわたるファンの皆様方のご支持に加えまして、流通業界の皆様方のお引立て、業界内外の関係各位のご指導、ご鞭撻の賜物であり、ASGKを代表いたしまして重ねて深甚なる謝意を申し上げる次第でございます。
わが国のエアソフトガン・モデルガンの歴史は、ASGKの今に至る歩みそのものであり、その草創期から数々の技術的なトライアル アンド エラーを経て進歩発展してまいりました。ファンの皆様方から温かいご理解とご厚情をいただき、現在では世界でも稀有の「エアソフトガン・モデルガン文化」を確立したものと自負いたしております。しかしながら、遊戯銃業界の先達が築いてきたこの貴重な文化を次世代に継承していくためには、現状に慢心することなく、自らを切磋琢磨してまいらねばならないと受けとめております。
昨今では、皆様方ご高承のように、国内市場におきまして海外製品との競合はもとより、所得環境の悪化とともに、少子高齢化の進展から若年世代の方々が人口減に向かうなど、遊戯銃市場の構造的要因が表面化いたしてまいりました。これらの影響から、往年に比べて市場への出荷量が大きく減退するなど、厳しい経営環境下にあることは疑いのない事実ではございます。
私どもメーカーといたしましては、こうした逆境が自らを革新する好機と捉え、かねてより培ってきた技術開発力の基盤を活かしながら、ファンの皆様方が待望される新機軸構造を備えたアイテムや、従来にない発想を駆使した快心作のギミックをご提案することで、新たなる趣向品として一段と高い境地を目指すことをここに明らかにいたします。今後とも、ファンの皆様方に憩いの一時を過ごしていただくために、不断の研究開発に注力し、他のホビーやゲームを超越する遊戯銃の世界を広めてまいる所存でございます。
この一方で、ASGKは地球環境の保護と省エネルギーの実現に貢献する意味から、遊戯銃業界としての環境対応事業を展開しております。すでに、皆様方にはバイオBB弾や分解性プラスチックBB弾をご利用いただき、ゲームフィールドの自然の保護にご協力をいただいておりますが、次期の目標といたしましてより地球環境にやさしいパワーソースの提案と普及に努めてまいるほか、CO2削減に微力ながら直結する新規事業を検討しているところでございます。ファンの皆様方には、この観点からもさらなるご理解とご支援をいただければ、幸甚の至りに存じ上げます。
末尾になりましたが、全国のエアソフトガン・モデルガンのファンの皆様方をはじめ、流通業界の皆様方、業界内外の関係各位のご健勝とご多幸を祈念いたしますとともに、本年もASGKおよび遊戯銃業界に変らぬご支援を賜りますことをお願い申し上げまして、私の年頭のごあいさつとさせていただきます。
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